バカラはカジノの王様とも呼ばれ、大金を賭けるプレイヤーが多いゲームとされています。シンプルで運要素が強いゲームですが、人気の秘密はこの「絞り(スクイーズ)」にあると言っても過言ではないでしょう。
絞りはバカラの醍醐味であり、一番の見せ場でもあるのです。
本記事では「絞り」について基本的なことから注意点まで全て網羅しています。
実際にバカラをやってみる前に、手元にトランプを用意して実際にやってみながらチェックしていきましょう。
バカラの「絞り(スクイーズ)」とは?
「絞り(スクイーズ)」とは、配られたカードを自分自身でめくることです。「ただそれだけ?」と思われるかもしれませんが、絞りはバカラの醍醐味であり見せ場でもあります。
バカラには大きく分けてミニバカラとビッグバカラの2つあり、ミニバカラは全てのカードをディーラーがめくるので絞りというものは存在しませんが、ビッグバカラのみプレイヤー自身がめくることができます。
この記事ではビッグバカラに焦点を当てて紹介していきます。
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プレイヤーが少しずつカードをめくること
絞りとはカードの数字が何なのか周囲の人に分からないように自分が期待するカードの数字を念じながら少しずつめくることを言います。
めくり方にはある程度セオリーがありますがマナーに気をつけていれば原則どんなめくり方をしても良いとされています。
焦らすようにじわじわめくるのも勢いに任せて一気にめくるのもOK。中には奇声を発しながら気合でめくる人も。
縦横ナナメどこからでもめくり方は自由ですが、状況によって使い分けているプレイヤーがほとんどで、めくる順番として「縦」→「横」→場合によっては「斜め」という順番でめくることが多いでしょう。
また、カードはプレイヤーによって強くめくられてしまうので、折り目がついて傷ついてしまうケースも少なくありません。
傷がついてしまったカードはイカサマ防止の観点から再利用できませんので破棄されます。
つまりビッグバカラで使われるカードは全て一回限り。ゲームの都度、新品のトランプが使われる事になります。ちょっと勿体ない気もしますが、イカサマの元になるので仕方ないですね💦
何が出るかわからない緊張感がゲームを盛り上げる
絞りはあくまでもカジノを盛り上げるための「演出」です。
絞りを行っても行わなくてもカードの結果は変わりませんが、ここ一番という勝負時にじわじわめくることで緊張感が漂い、周囲の注目を集めてよりエキサイティングなゲームになります。
淡々と行うよりも場の雰囲気を盛り上げる事で、よりバカラを楽しむ事ができるでしょう。
バカラの「絞り(スクイーズ)」の基礎知識
バカラは奥が深いゲームです。絞り(スクイーズ)はただカードをめくるだけの作業のように見えますがルールや暗黙の了解とも言えるマナーが存在します。
これを知らないと場の空気を悪くしてしまったり、他のプレイヤーに迷惑をかけてしまうことがあります。絞り(スクイーズ)に関する基本的な知識を簡単にまとめていくのでチェックしておきましょう。
原則として最高ベット額のプレイヤーが絞りの権利を得る
絞り(スクイーズ)は誰もが行えるというわけではなく、テーブルの最高金額をベットした者だけが絞りを行うことが出来ます。
つまり、プレイヤーに最高金額をベットした人と、バンカーに最高金額をベットした人の二人が絞りを行う権利を得る事ができます。
絞りはバカラの醍醐味でもある手前、一番リスクを取っているプレイヤーにこの権利を与えられるというわけですね。
絞りを行いたいが為に、他のプレイヤーより多くの金額をベットしようと「競り」のような現象が発生する事もあります。また、プレイヤー側に多額のベットが入ったので、バンカーに賭けて絞りをする権利を得ようという行為も、まま見られますね。
これがバカラが「カジノで最も大金が動くゲーム」と呼ばれている理由の一つです。
進行が遅くなるので基本は高レートのゲームで適用される
絞りは盛り上げるための演出に使われるのであまり賭け金が動かないレートが低いゲームでは適用されないケースがほとんどです。
バカラにも慣れ、資金に余裕が出来たら高いレートの勝負時に絞り(スクイーズ)を行ってもいいかもしれませんね。その際、絞りを行う時のマナーは忘れずに。
バカラで「絞り(スクイーズ)」を行う時のめくり方
どのようにめくるかは個人の自由ですが、めくるセオリーはあるので覚えておきましょう。
まずはカードの向きを縦にしてから絞る「縦絞り」を行い、出てきたマークの数によってカードを横に向けて絞る「横絞り」を行います。
重要なのは数字を隠しながら上手にマークを見せることです。手元にカードを用意して実際にやってみながら確認していきましょう。
最初はうまくできなくても練習を重ねていくうちにパターンを覚えてスムーズに絞れるになりますよ。
①「縦絞り」で足があるかをチェックする
縦絞りとはカードを縦にした状態でめくることを言います。
また、縦にしたカードをゆっくりめくった時に最初に見えるマークの数が1つの場合は「ツノ」と言い、2つの場合は「足」と表現し、マークが見えない場合を「足なし」と表現します。
カードの中央を頭に見立てた時に外側が足やツノのように見えるため、このように呼ばれています。
見えてきたマークの数によってすぐにめくったり向きを変えて横からめくったりするのでこれから紹介する内容は必ず覚えておきましょう。
1:足がない場合=「A」
絞った時にマークが何も出てこないのは「A」の一種類のみです。
この時点で誰もが「A」とわかっているのでゆっくりめくったり横に絞ったりするとマナー違反になります。縦から絞った時にマークがなかったらそのままササッとめくるようにしましょう。
2:枠線が見えた場合=「ピクチャー」
ピクチャーとは絵柄、つまり「J」「Q」「K」の三種類です。バカラでは絵柄と「10」のカードは全て「0」扱いなのでこれもあっさりめくりましょう。
足がない「A」同様、枠線が見えてもゆっくりめくったり、さらに横からめくったりするとマナー違反となってしまう場合もあります。
3:マークが1つ(ツノ・タテ・モーピン)の場合=「2か3」
縦から絞った時にマークが1つしかないことを日本語表記でツノまたはタテ、広東語表記でモーピンと言います。
この場合は「2」と「3」の2通りで、横から絞ってもマークが見えないのでこのまま縦に絞り上げましょう。
4:マークが2つ(足がある)場合=「4〜10」
縦から絞った時にマークが2つある場合は「足あり」と表現し、数字は「4〜10」の7種類存在します。
この場合はカードの向きを横に変えて次に紹介する「横絞り」でどのようなカードが出てくるかチェックしましょう。
②「横絞り」でサイドをチェックする
横絞りとはカードを横にしてめくることです。横絞りはカードの外側のマークの個数を見るのでマークが0個、2個、3個、4個、絵柄の5パターンに分けられます。
縦絞りで絵柄(ピクチャー)について紹介したのでここでは割愛します。
1:ノーサイド(モーピン)=「1か2か3」
横からめくった時にマークがないことを日本語表記でノーサイド、広東語表記でモーピンと言います。
「A」「2」「3」の場合、マークが縦1列なので横からカードをめくってもマークが見えないのが特徴です。
2:ツーサイド(リャンピン)=「4か5」
横からめくった時にマークが2つあることを日本語表記でツーサイド、広東語表記でリャンピンと言います。この場合、「4」「5」の2通りのみとなっています。
例えばもう一枚を既にめくっていて「5」だったとします。そして二枚目を絞ってこのツーサイドが出現した場合、「4」が出れば合計「9」、しかし「5」が出たら合計「10」で「0」扱いになってしまうという興奮必至の場面になりますよね。
そういった場合はさらにゆっくり絞っていきましょう。カード中央に何もなければ「4」でめでたく合計「9」になります!
3:スリーサイド(サンピン)=「6か7か8」
横からめくった時に外側のマークが3つあることを日本語表記でスリーサイド、広東語表記でサンピンと言います。
この場合は「6」「7」「8」の3通り。
この場合もツーサイドと同じく、もう一枚の数字によってさらに絞るか、そのままサラっとめくってしまうか判断しましょう。
スリーサイドの場合は、もう一枚のカードが「A」「2」「3」の場合にさらに絞っていきましょう。特にもう一枚が「A」の時は激アツです。最低でも「7」以上が確定しており、「9」になる可能性も33%もあります!
4:フォーサイド(セイピン)=「9か10」
横からめくった時に外側のマークが4つあることを日本語表記でフォーサイド、広東語表記でセイピンと言います。
この場合は「9」「10」の2通りです。ナチュラル(※)の可能性がある場合、念じながら絞ってやるといいでしょう。
※最初に配られたカードの合計が「8」or「9」になること。この場合はもう一枚のカードがピクチャーだった場合の事を指します。
バカラで「絞り(スクイーズ)」を行う際のマナー
「絞り」はただめくるだけの簡単な作業というわけではなく、暗黙の了解とも言われるマナーが存在します。
それほど難しいことではなく一緒にゲームをしている人達を思いやり、不快にさせないよう心がけることが大切です。どのようなことがマナーになるのかここでチェックしておきましょう。
①期待を持たせるようなめくり方をしない
テーブルのベット額が増えると誰でも「どうしてもこのカードが来て欲しい」と思ってしまうもの。
ですが、無駄に時間をかけたり、周囲の注目を集めるために期待を持たせるようなめくり方をしてはいけません。カジノに限らず、相手に不快な思いをさせるのはNGなので振る舞いに気をつけましょう。
②興奮しすぎない
大きな額をベットしていると自然と絞りにも力が入ってしまうものです。しかし、興奮しすぎてはいけません。
興奮して強く絞りすぎるとカードが破れてしまう場合があります。いくら使い捨てのカードだからといって、破いてしまうのはマナー違反です。また、カジノ側は使い終わったカードもしっかり管理しています。よって、ゲームを一時中断してカードをテープやホッチキスで修繕することになります。そうなるとカジノはもとより他のプレイヤーにも迷惑を掛ける事になります。
実際著者もマカオで興奮しすぎてカードを破いてしまった事があります。ディーラーの方にはとても嫌な顔をされましたし、ゲームは一時中断。支配人が呼ばれてカードを修繕するまでゲームは再開しませんでした。とても恥ずかしい思いをしましたね…。
賢明な皆さんはそんな事はないと思いますが、興奮しすぎないように気を付けて遊びましょう!
③絞りは状況に応じて他のプレイヤーに譲る
自分が最高額をベットして絞りを行う権利を持っていたとしても、時には周りの状況を見て権利を譲り合う事も必要です。
例えば、参加者の中で自分が最も資金が潤沢で、常に最高額をベットし続けていたとします。そうすると毎回自分だけが絞りの権利を得る事になるので、周りのプレイヤーは興覚めしてしまうかもしれません。
たまには絞りの権利を他者に譲ってあげましょう。そうするとテーブルの雰囲気がとてもよくなるし、周りのプレイヤーからも一目置かれることになるでしょう。
もう一つ例を挙げます。他の参加者の資金が尽きそうで、次のベットが最後の勝負だとしましょう。そういう場合は、自分に絞りの権利があっても、その人に譲ってあげると良いでしょう。例えその勝負に負けたとしても、最後に絞る事が出来たと、あなたに感謝しながら気持ちよくテーブルを去る事ができるでしょう。
カジノはギャンブル場であると共に紳士淑女の社交場です。こういった心遣いの精神を忘れずに遊びましょう!
「絞り」のできるオンラインカジノのゲームがある?
絞りはプレイヤー自身がカードをめくる作業。実際のカードを使うのでオンラインカジノでは出来ないと思われがちですが、実は「絞り」が出来るオンラインカジノが存在します。
オンラインカジノの中には実際にリアルタイムで配信するライブカジノというものがあり、このライブカジノで「絞り」を行うことができます。
Evolution Gaming社からリリースされているバカラスクイーズとバカラコントロールスクイーズの2つあるのでそれぞれ見ていきましょう。
①Baccarat Squeeze(バカラスクイーズ)/Evolution Gaming
EvolutionGamingが配信している「バカラスクイーズ」では、プレイヤーとバンカー、ベット額が多い方の2枚目のカードをディーラーが絞り公開します。
ゲーム毎に手元がアップになり、少しずつめくられていくのには臨場感も抜群。絞りがあるとゲーム進行が遅いと言われていますが、手練れのディーラーがスムーズに進行してくれます。
②Baccarat Control Squeeze(バカラコントロールスクイーズ)/Evolution Gaming
こちらもEvolutionGamingが配信しているゲームです。前述のバカラスクイーズと異なるのはユーザーが自ら絞れる点。
何が出るか分からないドキドキ感は本場のランドカジノさながら!まるで本当に現地でプレイしているような臨場感を味わいたい方におすすめです。
バカラで絞りができるおススメのオンラインカジノ
当サイトではバカラで絞りができるオンラインカジノを紹介しています。
各オンラインカジノのライブカジノの項目からEvolution Gaming社のバカラスクイーズとバカラコントロールスクイーズがプレイ可能です。
興味のある方は下の記事を読み進めてみてください!
ベラジョンカジノ
ベラジョンカジノは、2010年に営業開始した比較的新しいオンラインカジノサイトです。オンラインカジノ未経験の方や初心者の方におすすめの遊びやすいオンラインカジノとなっています。ソフトやアプリのインストールが一切不要です。
ベラジョンカジノの詳細解説!入金・出金方法・ボーナス・特徴等を紹介
なお、圧倒的なボーナスの豪華さも多くのプレイヤーを魅了する理由となっています。
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入金回数 | 入金額に対するボーナスの割合 | 限度額 |
---|---|---|
初回 | 100% | $500 |
2回目 | 50% | $250 |
3回目 | 100% | $200 |
入金ボーナスを満額入手するには、初回$500、2回目$500、3回目$200の合計$1200の入金が必要になります。資金に余裕のある方はぜひ試してみてください。
こちらのボーナスとは別にまだまだ豊富なボーナスが用意されていますので、全て網羅してから遊びたいという方はこちらのベラジョンカジノのボーナスなどをまとめた記事をご参照下さい。
インターカジノ
インターカジノは20年以上の運営経験があり、老舗として信頼のできるオンラインカジノです。日本人に親しみやすいオンラインカジノを目指して2020年当初にリニューアルオープン。2人の美少女キャラが新・インターカジノ帝国を華麗にナビゲートします!
インターカジノの詳細解説!入金・出金方法、ボーナス、特徴等を紹介
またインターカジノではさまざまなボーナスを用意しています。登録した全てのプレイヤーにウェルカムキャッシュとして総額$500をプレゼントしています。
さらに当サイト限定で、当サイトからインターカジノの登録すると$30が貰えます。日本円で約3000円分になります。インターカジノのボーナスをすべて網羅してからお得にプライしたい方はこちらのインターカジノのボーナスなどをまとめた記事をご参照下さい。
カジ旅
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入金回数 | 入金額に対するボーナスの割合 | 限度額 |
---|---|---|
初回 | 100% | $100 |
2回目 | 50% | $100 |
3回目 | 25% | $100 |
4回目 | 25% | $200 |
またStarburstで使用できるフリースピンなどを受け取れます。他にもカジ旅ではまだまだ豊富なボーナスが用意されているので、すべて網羅してからプレイしたい方は、こちらのカジ旅のボーナスなどをまとめた記事をご参照下さい。
バカラの絞り(スクイーズ)まとめ
今回はバカラの絞り(スクイーズ)について説明してきました。
絞りはプレイヤー自身がカードをめくる単純な作業のように見えますが、バカラの醍醐味とも言われるほど多くの人が熱狂し多額の賭け金を投じています。
最高額をベットした者だけにしか与えられない権利なのでくれぐれも資産と賭け金のバランスを見ながらここ一番という勝負時に行ってみてくださいね。