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ギャンブル依存症とは?オンラインカジノはやめるべき?セルフチェックをしてみよう!

ギャンブル依存症とは?オンラインカジノはやめるべき?セルフチェックをしてみよう!

ギャンブルは楽しくてワクワクするものですが、度が過ぎると大変なことになります。「ギャンブルがやめられない。依存症かもしれない…」と不安な方は、以下のような悩みを抱えていることでしょう。

  • ギャンブル依存症ってどんな状況?
  • ギャンブル依存症は治る?
  • ギャンブル依存症にならないようにするにはどうしたらいい?

この記事では、ギャンブル依存症になりやすい人の性格や環境、ギャンブル依存症の定義や診断基準を紹介します。

また、ギャンブル依存症をそのままにしておくとどんなリスクがあるのか、ギャンブル依存症から抜け出すためにはどうすればいいのか、精神的なサポートや相談先も紹介します。

ご自身や周囲の状況などからギャンブル依存症について気になる方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

ギャンブル依存症とは?

ギャンブル依存症とは?

ギャンブル依存症とは「ギャンブル等に没頭することで、日常生活や社会生活に問題が起こっている状況」のことを指します。

世界保健機構(WHO)は、ギャンブル依存症の定義を「病的賭博」としており、正式な病気として扱っています。

しかし、医療の世界におけるギャンブル依存症は、「精神障害」というカテゴリーには入りますが「精神疾患」扱いではありません。なぜなら、脳のメカニズム的に「原因となる病変」が見つかっていないからです。

とはいえ、日常生活を犠牲にしてでもギャンブルに依存してしまう状態は異常です。自覚症状がないケースが多いため、周囲のサポートが必要となります。

ギャンブル依存症の原因として考えられる要因

ギャンブル依存症の原因として考えられる要因

ギャンブル依存症の原因は、まだ明らかになっていない部分が多いですが、生物学的要因、遺伝的要因、環境要因が複雑に影響しあって発症すると考えられています

また、薬物やアルコールと同様に、脳の中にある快楽を感じる神経回路が過剰に活性化することも、1つの原因とされています。

心理学の分野では、ギャンブル依存症患者の約60%が「幼少期の頃に心理的な傷やストレスを受けたことがある」という研究結果があります。また、親や親族にギャンブル依存症の方がいた場合、その影響を受けやすくなるという調査もあります。

このように、統計的なデータや心理的な背景を総合的に分析し、ギャンブル依存症に関する治療方針の精度向上が図られています。

ギャンブル依存症になりやすい人の特徴とは?

ギャンブル依存症になりやすい人の特徴とは?

ギャンブル依存症の原因は明らかになっていない部分が多いことが分かりましたが、ギャンブル依存症になりやすい人には、性格面において特徴があります

ここでは、依存症患者に見られるギャンブル依存症になりやすい人の特徴を5つ紹介します。

真面目で細かいことにこだわる人

真面目な上にきちんとした性格で、責任感が強い方ギャンブルにハマりやすいとされています。「ギャンブル」や「依存症」と聞くと、だらしない人やルーズな人のイメージがありますが、実は真面目できちんとした人の方が依存症になるリスクが高いのです。

このタイプの人は、仕事や家事を完璧にこなそうとして、自分に休む時間や楽しむ時間を与えないことが多いという傾向があります。

真面目で細かいことにこだわる人は、依存症だけでなく、うつ病などのメンタルヘルスの問題にも注意が必要です。

ストレスを自分で解消できない人

ストレスを1人で背負ってしまう人は、依存症に陥りやすいといわれています。

他人に頼ったり相談したりするのが苦手で、ストレスを解消する方法としてお酒や買い物、ギャンブルに走りがちです。これがやがて依存症になってしまう原因となります。

ストレスを自分で処理できない人は「誰かに話しても意味がない」と思い込んでしまいます。

例え問題が解決しなくても、自分の心の重荷が少しでも軽くなるよう人に聞いてもらう習慣づけが大切です。

負けることが嫌いで挑戦心が強い人

勝負事に負けるのが嫌いな人は、ギャンブルに依存するリスクが高まります。

このタイプの人は、ギャンブルに夢中になる前から「勝ち負けに執着する攻撃的な性格」をしていることが多いです。

攻撃的な性格の人は、現代社会でストレスを感じやすい傾向にあります。そのため、勝ち負けが明確なギャンブルに惹かれやすく、依存症に陥りやすいのです。

衝動的に行動することが多い人

衝動性が強い人は、ギャンブルに依存しやすいといわれています。このような人は、依存症になる前から自分の感情をうまく管理したり、衝動を止めたりすることに苦手意識を抱く傾向があります。

また、ADHDのような発達障害を持っている人も少なくありません。衝動性が高いと、感情を抑えることができずに、ギャンブルにのめり込んでしまうリスクが高まるでしょう。

ギャンブルを始めた頃に大きな利益を得たことがある人

ギャンブルを始めたばかりで、思いがけず大金を手にしたことがある人は、ギャンブル依存症に陥りやすい傾向にあります。

これは「ビギナーズラック」と呼ばれる現象です。初めての挑戦で見事に当たったとき、「自分は特別な才能や運を持っている」と錯覚し、「ギャンブルは楽しくて儲かる」と感じてしまいます。

そのときの高揚感が忘れられなくなり、何回もギャンブルに走るきっかけになることが大きな理由です。

ギャンブル依存症の治療方法

ギャンブル依存症の治療方法

「ギャンブル依存症になりやすい人の特徴」に当てはまっていたら、ギャンブルをやめるために治療が必要です。

ギャンブル依存症の治療は、患者様の状況や希望に応じて、入院や外来で行われます。入院は、ギャンブルから離れるための1か月程度の期間で、患者様の強い要望がある場合に限ります。

外来では、心理療法、薬物療法、作業療法、生活環境調整などの治療法を、患者様に合った治し方で行います。ここでは、心理療法、薬物療法、作業療法について解説します。

心理療法

心理療法は依存症治療のなかで最も一般的に行われている治療法です。特にギャンブル依存症の場合、以下3つの方法が有効です。

  • 認知行動療法:自分の考え方が不健全で非論理的であることを自覚し、健全で論理的な考え方に変えることを目標とする治療法です。
  • マインドフルネス:自分自身や自分の体験に対して、判断せずに共感する姿勢で接することを学ぶものです。
  • ソーシャルスキルトレーニング:人間関係や社会生活を円滑にするための技術(スキル)を身につけるプログラム。 自分の心の状況を把握することや、感情をコントロールする方法などを、体を動かしながら習得します。

薬物療法

ギャンブル依存症における神経伝達物質の不調は、まだ明らかになっていない点もありますが、ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンの調和を取り戻すことが治療の1つとして挙げられています。

薬物療法には、セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)や気分安定薬などの薬物療法が用いられます。

ギャンブル依存症の患者は、ギャンブルによる高揚感や不安感に振り回されることが多いため、気分安定薬が効果的とされています。

作業療法

入院生活を送る方々にとって、趣味やレクリエーションは心の支えになります。作業療法では、そんな楽しい活動を通じて、人との交流や体力の向上などを目指すリハビリテーションを行います

病院によって内容は異なりますが、まずは精神科医師の診断や臨床心理士の検査を受けて、認知行動療法のプログラムを受けることが多いです。

そこで学んだことを自分の生活に取り入れていくことで、ギャンブルの誘惑に負けない強い心を育てていきます

ギャンブル依存症から身を守るために知っておきたいこと

ギャンブル依存症から身を守るために知っておきたいこと

ギャンブル依存症患者の多くは、「ギャンブルをやめたいけど依存症が治らない…」と悩んでいます。そのため、ギャンブル依存症に陥る前に自分自身をコントロールすることが大切です。

ここでは、ギャンブル依存症から身を守るために知っておきたいことを3つ紹介します。

依存症のサインを見逃さないように注意する

自分の感情や思い込みにとらわれずに、冷静に自分の行動や状況を分析しましょう。「自分は大丈夫!」と思っていても、実はギャンブル依存症に陥っている可能性があります。

ギャンブル依存症になると、人生に大きな影響を及ぼします。「家族や友人との関係が悪化してしまった」「仕事や学業に支障が出た」「借金や犯罪に手を染めた」など。

そうならないためには、自分がギャンブルにどれだけ依存しているか、依存症末期になっていないかをチェックすることが大切です。

毎日ギャンブルに熱中しているなら、数日間はギャンブルをやめてみることをおすすめします。

生活に必要なお金とは別に管理することが大切

生活に必要なお金をオンラインカジノにつぎ込んだり、家族や友人、恋人などに借りたりしたら、それはギャンブル依存症のサインです。「数千円~1万円くらいならいいじゃん!」と感じている方は、特に危険といえます。

大事なことは金額ではなく、自分の行動をコントロールできるかどうかです。自分で決めたルールを守れていない状況は、すでに依存症に陥っている可能性があるため、生活改善から始めてみましょう

自分に合ったルールを作り、必ず守ること

オンラインカジノを楽しむには、自分の余裕のある金額と時間を決めておくことが大切です。自分だけのルールを作成して守ることで、無駄な出費やストレスを防止できます

例えば、以下のようなルールを作ってみましょう。

  • 月に使う予算を5万円以内にする
  • 遊ぶ時間は夜10時までにする
  • 損失が10万円になったらオンラインカジノをやめる
  • 利益が3万円になったら必ず出金する

自分に制約をかけて「このラインを超えたらダメだ」と自覚できるレベルを設定し、1度決めたら絶対に守るという姿勢でルールを作りましょう

ギャンブル依存症チェックリスト

ギャンブル依存症チェックリスト

自分がギャンブル依存症か気になる方は、以下20個の質問に答えてセルフチェックしてみてください。もし、7個以上に「はい」と答えたら、ギャンブル依存症の可能性が高いです。

ギャンブル依存症チェックリスト
  • ギャンブルに夢中になって、仕事や学業を疎かにしたことがありますか?
  • ギャンブルのせいで、家族との関係が悪化したことがありますか?
  • ギャンブルのせいで、周囲からの信頼を失ったことがありますか?
  • ギャンブルをした後で、自分を責めたり後悔したりしたことがありますか?
  • 借金の返済に困ったり、お金が足りなくなったりしたときに、ギャンブルで何とかしようとしたことがありますか?
  • ギャンブルのせいで、やる気や効率が低下したことはありますか?
  • 負けた後、すぐにリベンジをしようとして、ギャンブルを続けたことがありますか?
  • 勝った後、すぐにもっと稼ごうとして、ギャンブルを続けたことがありますか?
  • ギャンブルで全財産を失うまでやめられなかったことがありますか?
  • ギャンブルのために、お金を借りたことがありますか?
  • ギャンブルのために、自分や家族の持ち物を売ったことがありますか?
  • ギャンブルの資金にするために、生活費や支払いに使うべきお金を惜しんだことがありますか?
  • ギャンブルのために、家族の幸せを無視したことがありますか?
  • ギャンブルに夢中になって、予定よりもずっと長くやってしまったことがありますか?
  • 悩みやトラブルを忘れるために、ギャンブルに逃げ込んだことがありますか?
  • ギャンブルの資金にするために、法律に違反することをしたり考えたりしたことがありますか?
  • ギャンブルのために、眠れなくなったことがありますか?
  • 欲求不満解消のために、ギャンブルをしたくなったことがありますか?
  • 良いことがあると、ギャンブルで祝おうと思ったことがありますか?
  • ギャンブルが原因で、自殺を考えたことがありますか?

7つ以上「はい」と答えた方は、1人で悩まずに専門機関や自助グループに相談してみましょう

ギャンブル依存症は依存症団体に相談しよう

ギャンブル依存症は依存症団体に相談しよう

ギャンブル依存症だと自覚したら、まずは医師や専門家に相談することが大切です。

しかし、それがなかなかできないという人もいるでしょう。そんなときは、依存症団体に相談することをおすすめします。

ここでは、すぐに役立つギャンブル依存症団体を4種類紹介します。

依存症団体その1:GambleAware

依存症団体その1:GambleAware

Gamble Awareは、ギャンブルで苦しんでいる方たちに寄り添う独立系慈善団体です。ギャンブルの自由を尊重しつつ、ギャンブルの責任を啓発することを目的としています。

もちろん、相談内容や個人情報は厳密にプライバシーの保護のもとに扱われるので、周りに知られたくないという方でも安心して相談ができます

イギリスが主な対象地域ですが、オンラインでのサポートも行っています。また、ギャンブルで困っている本人だけでなく、その家族や友人に対しても無料相談やサポートを行っています。

依存症団体その2:GamCare

依存症団体その2:GamCare

GamCareは、ギャンブル依存症に苦しむ方たちの味方となるイギリスの慈善団体です。1997年にPaul Bellringerが立ち上げたこの団体は、ギャンブルの危険性について広く知らせるとともに、ギャンブルで傷ついた方たちの救済に尽力しています。

2021年からは「刑事司法プログラム」を開始し、法執行機関や司法施設と連携して、ギャンブルに関連する犯罪や被害を防止する活動を展開しています。

ヘルプラインはこれまでに491,781件の相談を受け付け、延べ300,000人以上の方たちに支援を提供してきました。

依存症団体その3:Gambling Therapy

依存症団体その3:Gambling Therapy

Gambling Therapyは、ギャンブル依存症で苦しむ方たちに向けて、無料で世界中にオンラインサービスを展開しています。

サービスは2004年から始まり、ギャンブル依存症に詳しい専門家がさまざまなオンライン手段を使って助けの手を差し伸べています

さらに、ギャンブル依存症の自己診断や克服法などのツールや情報を集めた無料アプリも用意しています。

感情的な問題や実生活の課題に対処するための具体的なアドバイスを求める方は、ぜひ1度相談してみてください。

依存症団体その4:NPO法人 全国ギャンブル依存症家族の会

依存症団体その4:NPO法人 全国ギャンブル依存症家族の会

ギャンブル依存症に悩む家族が力を合わせて問題に立ち向かう」ことを目的に活動するNPO法人が、『全国ギャンブル依存症家族の会』です。2017年に法人化され、日本全国に「家族の会」と呼ばれる支部を展開しています。

家族の会では、ギャンブル依存症に苦しむ家族の声を聞き、気持ちを理解しながら、適切な対処法を教えて丁寧に支援する活動を行っています。

家族の会は、全国27都府県で月に1回程度開催されています。開催日程の詳細は家族の会ホームページで確認できます。参加費は1人1,000円で、その一部はギャンブル依存症の啓発活動や相談窓口の運営費に充てられます。

ギャンブル依存症に関するよくある質問

ギャンブル依存症に関するよくある質問

ギャンブル依存症に関するよくある質問とその回答を紹介します。ギャンブル依存症の悩みを解消したい方は、以下を参考にしてください。

カジノ依存症とはなんですか?

カジノ依存症=ギャンブル依存症であり、ギャンブルによって人生に重大な影響が出るにもかかわらず、やめられない状態を指します。

ギャンブルに勝ちたいという強い欲望にかられて、最終的には賭け金をほとんど失ってしまいますが、その事実を周囲に隠したり、貯金をすべて使い切ってしまったりします。

ギャンブル依存症の人はどんな顔つきをしている?

ギャンブルに溺れる人の顔つきは、どことなく「複雑そうな雰囲気」があります。好感度は高くないですが、敬遠するほどでもないです。そして、何かしらの苦労やトラブルを経験してきたのだろうと察せられる顔です。

ギャンブル依存症をやめさせるにはどうする?

ギャンブル依存症は治りにくい病気です。だからといって、完全に治すことを目標にするのではなく、「病気とどう付き合っていくか」という視点が大切です。早めに治療を始めれば、回復のスピードも速くなり苦しみも軽減されます。

ギャンブル依存症のまとめ

この記事では、ギャンブル依存症の特徴や治療方法、身を守る方法などについて解説しました。

オンラインカジノは他のギャンブルに比べて楽しみ方が豊富で、いつでもどこでも気軽にプレイできるというメリットがあります。しかし、それが逆に危険な罠になることもあります。

オンラインカジノは「趣味」の範囲内で適度に楽しみ、生活に必要なお金を賭けることは決してしないでください

「ギャンブル依存症になっているのでは?」と不安に思ったら、すぐに近くの医療機関に相談してください。専門の医療スタッフの方々が、あなたの状況に合わせた治療を提供してくれます。

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